こんにちは。パンダのプログラミング研究所(@PandaProgramLab)へようこそ!
今回は、Pythonの基本となるfor文の使い方を解説していきます。
for文は、繰り返しをするもので、if文と並んでよく使うものです。
ぜひ、最後まで読んで、しっかりと覚えていきましょう!
それでは、スタート!
for文の書き方
まず、for文の書き方を解説していきます。
for文の書き方は、以下の通りです。
for 変数 in オブジェクト:
実行する処理
Pythonのこういった文では、最後に:(コロン)をつけるのを忘れないようにしてください。
for文の例
次に、実際のコード例を使ったfor文の例について解説していきます。
例えば、「fruit」という配列に「りんご」、「みかん」、「バナナ」という3つの項目があるとします。
それぞれをprint関数で出力するとき、for文を使います。
#サンプルコード
fruit = ["りんご", "みかん", "バナナ"]
for i in fruit:
print(i)
【実行結果】
りんご みかん バナナ
今回のコードの内容は、まず、配列「fruit」を定義して、
「i」という変数にfruitの1つ目の「りんご」を代入して出力
「i」という変数にfruitの2つ目の「みかん」を代入して出力
「i」という変数にfruitの3つ目の「バナナ」を代入して出力
というプログラムの流れになっています。
range関数
単に10回や100回繰り返したい場合は、range関数を使うと便利です。
range関数の使い方です。
for i in range(回数):
実行する処理
rangeの後に()をつけて、実行する回数を指定します(2つ数字を入れることで範囲を、3つ数字を入れることで範囲と増加量を指定できます。数字はもちろんカンマで区切っておきましょう)。
それでは、サンプルコードを見てみましょう。
for i in range(10):
print("パンダのプログラミング研究所")
実行結果です。
パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所 パンダのプログラミング研究所
「パンダのプログラミング研究所」と10回表示されましたね。
単に回数を指定したいときは、range関数を使うと便利です。
break関数
次は、break関数について解説していきます。
break関数は、for文の繰り返しをやめたいという場合に使います。
if文と組み合わせることで、一定の条件になったときにfor文の繰り返しを止めることができます。
break関数の使い方です。
for 変数 in オブジェクト:
実行する処理
if 条件:
break
continue関数
最後に、continue関数について解説します。
continue関数は、continueの後にある処理をスキップできる関数です。break関数と違って、for文を次に進めることができます。
continue関数の使い方です。
for 変数 in オブジェクト:
実行する処理
if 条件:
continue
continueでスキップする処理
まとめ
今回は、Pythonのfor文について解説しました。
for文は、Pythonの基礎なので、ぜひマスターしていきましょう!また、for文の中のいろいろな関数も理解しておきましょう。

バイバイ!
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